京の冬の旅・・・ソルティー京の旅・宇治はしょっぱく香ばしい 

今回三日目、宇治に行ったのは前述のとおりですが。

まあ世界遺産の平等院をみて茶そばを喰らうという目的を果たした後も時間があったので、だったらもう一か所の見どころを見に行くベ!ということになりました。

ちなみにこの旅行では大体どこでも美味しく感じのいいお店ばかりだったのですが、宇治ではちとしょっぱく残念な感じの食事になりにけり。

ちなみにわたくしが喰ったのは鰻丼と茶そばのセットだ。
関西では鰻は腹開きでしたっけ?でも良く分からんひときれでしたな。




さて、もう一か所の見どころというのはコチラ。

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源氏物語ミュージアム

・・・いや、名前だけは実に期待をそそる場所なのだけどね。

反してとてもB級感漂う面白スポットでありましたよ。

入口の「故障中」からしてなにか残念な印象を与える期待感があるではないですか。
何が故障中なんだよ、何が。

今回こよなく愛する風俗博物館という装束好きには垂涎の場所が閉館中ということで装束に飢えていたワタクシなのですが・・・。

いやはや、最初の空間に入って実物大のお人形達が物語の中のひと幕を表している場面を見て「うぅっ!」と呻きましてございますよ。


・・・衣装が変。



空蝉とその義理娘が碁を打っているのを光源氏が覗き見している場面なんだけどさ。
しかしこれ、現代なら犯罪だよな、容疑者光!

まあつまりは空蝉さん達は寛いでいる状況な訳さ。

なのになぜ女房装束(正装)の時に後ろにつける裳がついているわけ?あう?

裳があるのに何故か唐衣は着ていないし。あう?

なーんか、こういうの、ちょーっと気持ち悪いのよねぇ・・・。

こういうのってアレかしらあんまりそういうのに興味の無い天下りのおっさんたちが作らせるのかしら。

そうそう、全体に無駄にお金をかけていそうなんだけど、結構空回りしている感が漂っているのよ~!!
それがB級感を醸し出していてたまらん。

で、次の間に行くと今度は学校の文化祭モード全開の雰囲気となる訳だ。

床にもみじが映し出されるのもなんだか懐かしい演出。

そして左手を見ると透明の箱に穴をあけて中に香木をいれたのがいくつか並んでいる。
その穴からにおいを嗅げ、という趣向らしい。
花粉の季節だったらさぞかし鼻が垂れて大変だろうと思いつつも全部嗅いでみる。

・・・一気に嗅いだせいで何が何だか分からなくなるが、おそらく大多数の人がそういう印象でここを通るのだろうと思われた。

ここは休み休み嗅ぐことをお勧めする。




さて、このミュージアム最大のみどころはここからである。

20分の「橋姫」という映画がとても面白いそうなのだ!
これを見ずしてミュージアムを語るべからず!

・・・映画スペースに入場するとなんと橋を渡って席に着く造り!そしてぶわわ~!と吹き上がるドライアイスの白い煙!!・・・なんだこの無駄な金の掛け方は!こんなもんに銭をかけるなら衣装にもっとゼニをかけや!と思う位の遊園地チックな内装である。

で、そこまで金をかけている割には観客席には背もたれがなく、椅子が硬い。
く、クッション位置いてくれよ・・・。案の定20分座っていたら尻が痛くなった。

うわさ通りの展開にわくわくしながら映画を待つ。


・・・映画、期待通りのB級映画!
雅な源氏物語宇治十帖をここまで安っぽいホラー映画チックに変換できるのは逆にすごい!
いやぁ・・・白石加代子がいいね~、うん。

他の登場人物すべてくってしまう迫力。
子供が見たらなくんじゃねーか?という位のおどろおどろしさ!

「寒いよ、寒いよ!」とありえない状況で絶叫する姫君もいいねー。

寒いのは間違いなく貴女だよ。

ちなみにこの映画、こんな訳のわからない印象しか残さない割にはナレーションが緒方直人というがまた意味もなく凄い!!

凄いんだか凄くないんだか本当に分からない映画を堪能した後はきっとこれまた無駄にお金をかけたであろうパソコンが並んでいるコーナーへ。

ここではプリクラ形式で装束を着た風の写真が撮れるのである。
今回平安装束をまとえなかったわたくしはホクホクしながら挑戦してみる。

一人バージョンから三人バージョンまであって、まずは一人で撮ってみた。そしたら結構いい感じに撮れ、それを見た主殿が「俺も撮る」と割りこんでくる。

じゃあ、ということで今度は姫君&公達バージョンで撮ってみるが、それは余りいい撮れ方では無かった。
「これ、変」とたちまち不機嫌になる主殿。ちっ、主殿も装束好きにするチャンスだったのに!





こちらには図書館もあってそこもなかなか香ばしい本が揃っているそうなのだけど、そこまで時間がなかったのでこれでミュージアムを後にすることにした。

入場料500円でかなり楽しめる施設だったと思う。

京都市内の雅で華やかな観光スポットに飽きてきた頃に、ちょっと塩気を足すには実にお誂え向きの場所だと思われる宇治でした。
市内から30分位で移動出来るし、乗り換えも無いし。3~4時間あれば結構楽しめますので、最終日の新幹線の時間が2時、3時台以降でしたら十分時間が足りますのでお勧めですよ~♪




ちなみに衣装の件、「お客様アンケート」というのがあったので書きたかったのですが、なんとポスト形式じゃなくて係りの人に手渡しだったのでちょっと遠慮してしまいました。

・・・きっとこういう風に「違うのに!違うのに!」と思う人が居ても何年も改善されないままここは悠久の時が過ぎていくのだな・・・と思いを馳せるわたくしなのでありました・・・(遠い目)

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