「女検事ほど面白い仕事はない」・・・そう言われてもねぇ(苦笑) 

昨日の病院の待ち時間で読んだ本。



・・・さすがに東大法学部、司法試験一年浪人しただけで合格した人の文章ですなー。
簡潔かつ的確。無駄な形容詞等全く用いずありのままを書きつづっている感じなのにしっかり本人の気持ちも把握出来てしまう。
先日の雨宮塔子さんの文章が余りにもうっとりと遠くを眺めながら鼻先でつぶやくような印象と比べるとまさに正反対の文章でした。

ちなみにこの方も検事として外務省に勤務していた時に(検事で外務省勤務があるのも初めて知りました。まあそういう人事なんかも詳しく書いてあります。それがまた小憎らしいほど分かりやすい)5回のパリ出張を経験したようです。

そのパリ出張のくだりになった瞬間「う!来るか?!」と思ったのですがパリでの描写も実に淡々、でもパリでのわずかな自由時間がどれほど心ときめいて楽しかったかはきちんと伝わってきました。

しかしちょっと笑っちゃったのは「大臣になるとやたらと皆外国に行きたがる」という一文。そりゃねー。
そういえば前副国土交通大臣の辻本氏も社民党が連立を離党して「さあこれからどうなる?!」とマスコミが氏にインタビューに行った場所は何故かパリでしたねー(苦笑)
えっと、で、パリで何を視察されたのかは教えて下さらないのでしょうか~
パリの交通事情とか~、東京と比較してどうとかこうとか~。

ま、さておき。

とても知的な文章に待ち時間が短く感じてしまったほど。

でも最初は惚れるわーなんて結構好意的に読んでいたのですけどね。
・・・後半になってちょっと同性ゆえの反感というか。

そもそもこの方は正義感が強く、それゆえに裁判官、弁護士、検事の中から検事を選んだようなのですが、数年外務省をはじめとする中央省庁を歴任した後、なんと「世界に目を向ける仕事をしてしまったあとでスーパーの万引き等の犯罪を担当する気にはならなくなった」と検事辞めちゃうんですよ!!

で、結局弁護士になる訳ですけど。

あ・・・そ・・・って、ちょっとドン引きしてしまいました。
まあそういうことをあっさり書いちゃうところがまた正直で好ましいと言えばそうなのですけどね。

それになんとまあこの方の恵まれている人生環境・・・!
勿論本人の努力はあるのだと思いますが・・・。
かなりの知識階級と思しきご両親、東京の上品な地域のご出身(故に検事になった当初、東京東部・下町、そして山谷地区のことを別世界扱いしていてちょっとやな感じがしました)、東大法学部に入り、かつ司法試験に受かる頭脳、結婚、2人の子ども、そしてその子供の面倒をみてくれる状況にある近所の母親の存在・・・。

恵まれ過ぎでしょ

最初半分は私にしては珍しく100%近く好意的な感じで読んでいたのですが、後半になってからはいつものちょっとヒネた読み方になっておりました。

あ、でもね、内容自体は本当に面白いですよ。
私みたいに妬みにまみれた目で接しなければ(笑)素敵な本です。

妬みにまみれた目で読むと・・・まあ一言で言って「女検事ほど面白い仕事はない」と言われてもねぇ・・・そもそも誰もが慣れる訳じゃないんだし、ケッ、というのが最終的な感想になってしまいますので、なるべく素直な目を持ってお読みになることをお勧めします(^^;

Comments

とても言えてると思います。
いつも、優しげななかの鋭い突っ込みに感心しています!

v-254マロンさま

あ・・・あはは~v-356
たまに夫に「nauって姑とかの立場になったら毎日さりげなーく嫁いびりの嫌味をチクチク言いそうだよね~」と言われます(汗)

そ、そうかしら・・・?!

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