本・・・「女王メアリ 血の処刑台」具合の悪い日に読まない方が・・・ 

桐生操さんの本は歴史モノの割にはサクサクと読めるものが多くて好きです。
重い真面目な歴史モノ、というよりはコバルト文庫をちょっと大人にした感じ、とでも言いましょうか。
それでも実在の人物を扱っているので一応確かな知識として残るのでお得感があります(笑)

ちょっとグロ系を扱っていることが多いのでそっち系が苦手な人には勧められませんが。

昨日、何となく具合が悪くて、頭がボーっとしてまとまらず、かといって眠れる訳でもない・・・という一日だったので、ソファで横になりながらこの「女王メアリ 血の死刑台」を読んでいました。

スコットランド女王メアリ・ステュアートの生涯を書いたものです。

人生の前半は栄耀栄華を味わい、人生後半は裏切りに次ぐ裏切りにより、自分と対立するエリザベス女王の影で囚われの人生を送ります。
結局断頭台で最後を迎えることになってしまうのですが・・・。

彼女の人生は本当にひと時の安らぎを覚える間も無く、次々と困難が降りかかります。妊娠6ヶ月の時に目の前で寵愛していた臣下を虐殺されたり、そんな身重な体で何時間もの逃亡を企てたり・・・・。
自分の具合が良くない時に読むものじゃないなーと思った時にはもう最後まで読んでいましたが、余計具合が悪くなった気がしました。

根性なしな私は読んでいる間何度も「なんだかなぁー、アタシなら幽閉される位だったら、王位継承権なんかさっさと放棄しちゃって『田舎で大人しく暮らしますわぁー、もう引退引退ー』とかナントカ言って、政治の表舞台から逃げ去るけどなぁー、何もそこまでしてプライドと王位継承権を主張しなくてもいいじゃん・・・」等と考えてしまいました。

こんな根性だから高貴な家に生まれなかったのでありましょう(笑)

何しろこのメアリ女王、生後6日にしてスコットランド女王の地位に就いた御方だそうで。
生後6日なんて言ったらアタシなんかただバブーって泣いていただけだわな・・・。

三つ子の魂百までと申しますけど、生後6日からもう周囲から女王様、と敬われ、自分は女王である!という意識の中で暮らしていたらそれ以外の生き方は出来ないのかもしれませんけどねぇ・・・。

しかも逆ならまだしも人生前半でさんざん栄耀栄華を極めてしまったのだからもう後戻りは出来ないってなもんでしょう。

最近良く思うことに「人間若い頃にあまりいい思いをするもんじゃないなー」ということがあって。
妙にこの本を読み終わった後それを深く考えてしまいました。

ちょっと自分の人生と重ねてしまったりして。
ま、較べようもない位チャチな人生ですけどね。


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